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健康コラム 矯正歯科での治療~抜歯の必要性 横顔で診断

歯並びを治すためには、歯を抜かなければ治らない場合と抜かずに治せる症例があります。大学病院の統計によると、矯正歯科の患者さんの8割は小臼歯を4本、または2本抜歯する必要があるというデータがでています。
■歯を抜くかどうかは、どうやって決めるのですか。
■矯正歯科には、どのような目的の人が行きますか。
■歯並びを整えれば、きれいな口元になれるでしょうか。

歯並びを治すためには、歯を抜かなければ治らない場合と抜かずに治せる症例があります。大学病院の統計によると、矯正歯科の患者さんの8割は小臼歯を4本、または2本抜歯する必要があるというデータがでています。

抜歯の必要性 横顔で診断

〈取材協力〉
こじま矯正歯科
小島敏嗣院長
広島市中区河原町2-13
TEL082-293-5355

■歯を抜くかどうかは、どうやって決めるのですか。
矯正歯科専門(単科)の歯科では、特殊な横顔のレントゲン写真を撮り分析して、抜く必要があるか抜かずに済むかの診断をします。方法としては、横顔の口元の調和(E−ライン)がとれているか、エステティックライン(鼻の先端と下あごの先端を結ぶ横顔のラインで、このラインに上下の口唇が当たらないことが調和のとれたきれいな横顔とされています)で判定します。
■矯正歯科には、どのような目的の人が行きますか。
矯正歯科医院に来院されるほとんどの患者さんの主訴は、機能的主訴(かみにくい、虫歯になった、発音が難しいなど)より、視覚的主訴(歯が出ている、口元が出ている、下あごの先がシワシワなど)が目的です。
■歯並びを整えれば、きれいな口元になれるでしょうか。
歯を抜かずに歯列を大きく開いて歯並びだけをきれいに並べても、口元が突き出て閉じることができなくなると、矯正歯科の治療を受けても不満が残ります。 矯正歯科専門医院は、歯並びやかみ合わせの改善と、それに伴って口元の審美的な改善にも注意して診断、治療していますので、一度相談されることをおすすめします。